【メッセージ】

 法律成立後に寄せられたメッセージ

□ 恣意的に濫用可能であるこの法律は市民の平和や秩序を大きく乱す可能性が非常に高く、到底容認しかねる。また警察や国に都合が悪い者は社会的に粛清できる権力を一方的に持つことはバランス的にあり得ない。
政治的な行動にはほとんど関わりを持ってきませんでしたが、政治的なことに関して興味関心は持ち続けてきています。ここ政治の動きのあまりにお粗末ぶりに憤りを隠せません。数は民主主義だという論理なのかもしれません。選挙で選ばれた国会議員なのですから。しかし、そのことと法案一つ一つに対する審議、決議というのは別のことです。いかに国民の疑問・不安に答えて法案の中身を国民のものにするかです。憲法に関しても選挙の時にはほとんど触れず、選挙で多くのある党の党員議員が当選すればすべて信任されたと主張し、自分たちの考えを通そうとする。憲法でいえば、憲法9条に関する条文に自衛隊を明記するということを主張し始めた。憲法というものをどう考えているのか理解に苦しむし、2項の文章と正反対の文言を入れることになる。憲法の破壊としか考えられない。憲法を守らなければならないのは政権にある人たちです。一連の騒動の中で憲法は国民のものであることを、私自身がしっかり自覚して行動しなければならないと強く思うようになりました。何らかの形で声を上げないと守れるものも守れなくなってしまう。そのことを強く感じています。
何としても廃案にしましょう(石下直子、無職)。
□ 安倍首相は、「テロ対策のため共謀罪法が必要」と国民に大ウソを言って、国会でまともな審議もせずに共謀罪法を強行採決してしまいました。日本は、国連などが求めるテロ防止条約はすべて批准しています。東京五輪を開催するため、本当に共謀罪法が不可欠であるなら、五輪開催を返上すべきです。

通過してしまってからも、諦めず、許さないという意思表示がとても大切だと思っていましたので、こういう活動には大賛成です。次の選挙で目にものを言わせたいです丹羽朋子、無職)。
共謀罪がこのままであれば「原発いやだ」と、声を上げることもできなくなる。家で一人で、ぶつぶつ言っていればいいということなのか!(岩村良枝、主婦)。
安倍政権の数々の暴挙の中で、憲法違反の安保法制の強行採決も酷いと思いました。しかし、今回の共謀罪、制定過程も不適法、そして、表現の自由、内心の自由の侵害の違憲性が有るのに、勝手に数の力で採決されました。特定秘密保護法、安保法制、共謀罪。こんな法律ばかり作られては日本社会は委縮するばかりです。私はこの組織的犯罪処罰法(共謀罪)改正に強く反対します宗田 実、無職)。
□ 現政権は、秘密保護法、戦争法、そして今回の「共謀罪」と、強行採決を繰り返しています。これほど国民を無視し敵視する政権は初めてです。私たちが主権者であることを現政権に知らしめるために、「共謀罪」強行採決にも法案自体にもNO!と言い続け、一刻も早く現政権を敗退させる必要があると、私は思っています。国民にも未来にも不幸ばかりもたらす政権と思うので。
内心の自由を脅かす共謀罪は認められません。廃止に向けた取り組みに賛同します(小堀 諭、無職)。
共謀罪は個人の内心に踏み込み、市民運動を圧殺するものであり、断じて許されません!廃止あるのみです。
□ 健全な立憲民主主義を破壊する安全保障関連法、特定秘密保護法、共謀罪法などの廃止をともに目指し、主権者として運動していきましょう(佐藤栄、法学部OB)。

 法律成立前に寄せられたメッセージ

□ 私たちの自由を縛るような「共謀罪」は絶対に許せません。廃案を求めて私も賛同します。
□ 五輪を、国連を言葉の上で利用して、国民を欺きつつ言論弾圧に繋がる法案を通そうなど言語道断である。ましてや、私利私欲の為に国富を貪る輩に刃を持たせるかの様な法律を与えるわけにはいかない。
□ 市民への人権侵害、プライバシー権を侵害する共謀罪は、より一層権力側に力を与えるだけ、共謀罪に反対します。
□ 日本の未来のためにこの声明に心より感謝します。
□ 何もかもが政権のやりたい放題。これでもまだ支持することができるの?
□ 大変深刻な問題を含んだ法案と、大変深刻な国会の審議状況が繰り広げられている問題です。おかしい、と声を上げることが大切だと思います。

□『共謀罪』法案にも声をあげている教職員の方々に励まされます。これは本当に許しちゃいけません。私も若い世代におかしいことにはおかしいと伝えていきたいと思います。
□ 頑張りましょう!
□ 内心の自由は表現者にとって核であり泉でありいのちです。「共謀罪」法案に反対します。
内心の自由、思想良心の自由という社会の公共インフラに関わる問題であるにもかかわらず、世論、マスコミの注目が今ひとつであることを憂慮しています。
研究は精神の自由があってこそできるものだと思います。
□ テロ抑止に法律が役立たないのは昨今の事案を見れば自明。戦前の治安維持法と同様に拡大運用されない歯止めはどこにもない。
こんな法律ほんといらない!!明日を自由に生きるために、いっしょにがんばりましょう!!
□ 安保法制の時もそうでしたが、これだけの動きがなぜ選挙に反映されないのでしょうか。悔しいです。
□ 組織的犯罪処罰法改正案は新たに成立させる必要性はない。テロ対策であれば、現行法で十分適用可能であって、そもそも「組織的犯罪集団」とされる定義が明確かつ限定的、客観的でない。捜査当局によっていくらでも恣意的に運用されることが想定されうるものである。民主主義の理念に反する惧れがある本法案は直ちに廃案にすべきである。ここに神奈川大学憲法を考える会「共謀罪」法案反対声明に強く賛同し、連帯の意を表明する。
本当にひどい世の中になりました。とにかく手がつけられないほどひどいですが、やはりなんとかしなければなりませんね。まずは少しでもできることから始めたいと思います。
□ OBとして大学のこのような活動は嬉しく思います。
□ 母校の教員の皆様から、このような声明が発表され、誇りに思います。大変かと思いますが、ご活躍期待しております。
□「共謀罪」法案に反対します。
□ 自民・公明・維新の翼賛体制を許さない!
主旨に賛同します。どうか多くの声を国会に届けてください。
□ 法案の呼称と内容の乖離に呆れています。国会や国連に対する政府対応の不誠実さには、失望しました。これが、自民党、公明党の目指す「日本」の正体でしょうか?
□ 同じ神奈川県に住むものとして応援の気持ちをこめ賛同いたします。
□ 自分達の権力を維持する為に警察の権限を強くしたいだけの法案です。過去の歴史から何も学ぼうともせず私欲に満ちた政権。こんな一部の人達を暴走させてはいけません! 趣旨に賛同します。
共謀罪絶対反対です。
□ 何をしたら罰せられるのかがはっきり法律に書かれていることが、刑法の大原則です。今回の共謀罪法案はその大原則を根底から崩してしまうようなものです。その結果、一般市民は日常生活のなかで意見を交わすことを萎縮します。これは表現の自由が犯される深刻な事態です。絶対に通していい法案ではありません。
刑法の原則が大きく変えられ、警察権力が肥大し、密告の横行など,市民社会が大きく変容するおそれのある共謀罪には反対です。議論はまだまったく尽くされていません。このような重大な法案を形式的に審議時間が経過したからと強行採決するようなことは許されません。